生命線には、その名が示すように、体の不調を示す線がよくでます。
1.内臓疾患に注意すべき相
生命線から出ている下向きの支線が、親指の側(金星丘とも呼びます)内で大きな鍵形を形成する相です。
抜粋します。
このような相は、内臓に慢性疾患があり、要注意するべき状態であることを示します。
無理を重ねると大病になりかねないので、早めの休養や治療が必要です。
2.疲労状態を示す相
生命線の中央から下部にかけて長短不規則の細い支線が出る相です。
この線は本当に細くうっすらと出ることが多いのです。これを「疲労線」とも呼びます。
この線が出ていると、病人というほどでもなく、かといって健康体ということもなく、疲れやすく神経過敏な状態にあることを示します。
休養が大事です。
老衰になりやすい相
生命線の下部がいくつかの線にわかれて、房のようになっているものです。
このような状態の場合は、晩年に老衰するという意味だけでなく、若いときから、病弱であったり、精力が減退する相です。
不摂生を重ねていても出ます。
生命線の下部が2・3本にわかれる程度であれば、そうそう影響は少ないようです。