開運の到来を告げる相
生命線には人生における様々な出来事が刻まれますが、喜びごとを示す開運線や、がむしゃらに努力する向上線も生命線上に刻まれます。
まだ起きていない出来事をこうして手に刻んでいるというのが神秘的ですよね。
ただ、手相は脳の出先機関的なものでかつ、人と人はネットワークのように実は繋がって一部思考を共有しているのですから、本人の思考回路と対人・集団的思考回路のデータを脳内コンピューターの恐ろしいまでの演算能力で未来予測をしているのでしょうから、こうした未来予測ができてもおかしくないのかもしれません。
そして、これらの演算結果はあくまでも『今現在の思考』をデータとして図っているわけですから、思考やそれを裏付ける価値観がかわれば、未来の予測結果もかわり、それにつれ手相も変わるのだと思います。
なので、良い線があっても、甘んじてては消え去るかもしれないですし、悪い線があっても、価値観なり思考なりをかえていけば良い線にかわっていくのだと思います。
開運線
さて、本題に戻って、上図のように、生命線から出た短い支線の方向が、中指の方向にむかうとき、これは『開運線』を示します。
これはこの生命線の支線の位置が示す年(流年といいます)に努力が実って開運することを示します。
この流年については諸派それぞれ計測方法があってまた別記したいと思いますが、上図のあたりであれば38歳あたりになります。
独立・転職・昇進・入学・受賞・結婚・婚約・出産・家を建てる・・・という人生の新しいスタートを示すような出来事が刻まれます。
この線は中指に向かうので運命線の意味合いももち、実際それが中指の付け根にある土星丘エリアまで長く長く伸びるとそれは「開運運命線」という運命線になります。
ここでスタートした出来事のこれからを示す運命線になっていきます。
独立起業の場合などはこうした線になりやすいですね。自分の努力で運を開いていく、がんばり屋さんの運命線です。
薬指に向かう支線も開運線
これも開運線で同じように喜びごとを示します。
上記と少し違うのは、薬指に向かうので「太陽線」の意味を持ちます。
ですので、喜びごとの内容に「名声」「成功」というものが加味されてきます。
人指し指に向かう支線は向上線
下図のように生命線からの支線の先が人指し指方面に向けばこれは「向上線」になります。
この生命線の支線の位置が示す年(流年といいます)に目標を定め、並々ならぬ努力で目標を達成する人です。
または、この支線の位置が示す流年に、後々の人生の目標を決定する出来事に遭遇する、ということもあります。
いずれにしてもこの線のある人は人生を向上させ、叶えたい願いを持ち、またそれを自らの努力でもって叶えるというパワフルさを持つ人です。