
感情線は心のヒダを示すようなところもあり、
他の線では良線といわれるスッと一本伸びた線よりも、
少々乱れた線のほうが情があり良いとされています。
ところが、その乱れがかなり激しい、
全体的にうねっていたり、多くの支線が出てたり、
途中で鎖のようになっていたりと
非常に乱れに乱れている人がいます。
このように乱れた感情線は、
喜怒哀楽がとても激しく、
気持ちの浮き沈みも同時に激しい手相です。
これで感情線が中指あたりで急カーブを描いているようだと、
熱しやすく冷めやすく、
思い通りにいかないとついイライラが顔に出てしまう、
という感じになります。
ですが、別の角度から見ると、
感情表現が豊かということでもあり、
周りへの影響も何かと多いという面もあります。
乱れた感情線が、上向にカーブしていない場合は、
喜怒哀楽の激しさを表に出さずに
何かと抱え込みやすい傾向になります。
周りからの評価にも揺れ動きやすい傾向があるので、
誰よりも自分の機嫌をとり、
感情にふりまわされる前に、
一息つく・・・というのも大事かもしれません。
感情の豊かさを文章などで表現できるようになると、
素晴らしい才能の開花にも繋がりますよ。